生徒が伸びる人は「目標」を持っています
ただ練習するだけより、目標があるときのほうが、人は伸びます。「3か月後にこの場で歌う」と決まると、練習の意味が変わるからです。指導者の大切な仕事のひとつが、この目標になる場を設計してあげることです。
「成果の場」は身近にたくさんあります
大きな舞台でなくても大丈夫です。生徒さんにとっての目標は、身近にたくさんあります。
- 教室の発表会
- 地域のイベントやお祭り
- オーディションへの挑戦
- スマホでの録音や、弾き語りの発表
どれも、生徒さんが「ここに向けてがんばる」と思える場になります。
設計の4ステップ
- いまを見る — 生徒さんの今の力と、本人の願いを確かめます。
- 届きそうな場を選ぶ — 少しがんばれば届く場を、いっしょに選びます。
- 逆算する — その日から逆算して、練習の道すじを組みます。
- 伴走する — 当日まで、はげましながら寄りそいます。
やってはいけないこと
本人が望まない場を、押しつけてはいけません。また、力に合わない場を選ぶと、自信をなくす原因になります。主役は生徒さんです。指導者は、道を整える人です。
これは「仕事の斡旋」ではありません
ここで言う設計とは、指導者が学びの場を用意してあげる技術のことです。仕事を紹介したり、お金をかせがせたりする話ではありません。生徒さんの成長のために、場をデザインする。これは、教える力のひとつです。
この設計の技術を体系的に学びたい人は、指導者育成プログラムが土台になります。